アウトサイダーズのあらすじ
両親を亡くし、貧しい下町で二人の兄と暮らすポニーボーイ。同じような境遇にある仲間たちと不満だらけの日々を過ごしていたが、恵まれた生活を送る少年グループと対立するうち、思いがけない悲劇が…。
ポニーボーイによると、世界中の人は2つの種類―― チンピラとボンボン―― に分けることができる。ボンボンは金を持っていて、ほとんど何をしても許されて、リムジンよりも態度がでかい。一方、チンピラは、常に社会の外側に住み、背中に気をつけていなければならない。ポニーボーイはチンピラで、いつもそのことを誇りに思ってきた。チンピラ仲間のためにボンボン連中と乱闘することさえ辞さなかった―― ある夜、彼の友人ジョニーがひとりのボンボンを殺すまでは。この事件にポニーボーイは衝撃を受け、彼の中で2つに分かれていた世界が混ざり合い、ボンボンだろうがチンピラだろうが、痛みは同じだということを学ぶ。
巨匠フランシス・コッポラ監督の下、今ではビッグスターとなった若手俳優C.トーマス・ハウエル、マット・ディロン、トム・クルーズ、ダイアン・レイン等のキャストで映画化。オクラホマ州タルサで対立続ける2つのグループ、グリースとソッシュ。グリースのポウニーボーイは、ソッシュの女の子・チェリーと知り合うが…。 映画「アウトサイダー」の紹介はこちら
姿を消していたモーターサイクルボーイ(ミッキー・ローク)が、ある日突然街に戻ってくる。弟のラスティ・ジェームス(マット・ディロン)は、ギャングのボスとして皆の尊敬を集める兄に憧れ、ギャング団の復活を夢見てケンカに明け暮れる毎日を送っていたが、久々に会った兄は以前とは別人になっていた・・・。
「ゴッド・ファーザー」「地獄の黙示録」のフランシス・フォード・コッポラ監督が、絶え間ない音楽と喧騒、繊細なモノクロ映像で、人生の目的を持てない若者たちの青春を綴る。主人公の恋人役で「運命の女」のダイアン・レイン、友人のスモーキー役で「アダプテーション」のニコラス・ケイジが初々しい演技を魅せている。
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アウトサイダーズの感想
名作は色あせない!英文が簡単なのでペーパーバック入門者に絶対お勧めです。