Prey

ネバダ砂漠である実験で取り返しのつかない失敗が起こった。ナノ微粒子の大群が実験室から逃げ出したのだ。この大群は自律していて、自己増殖できる。頭がよく、経験から知識を獲得する。すべての現実的な理由で大群は生きている。 困ったことに捕食動物としてプログラムされている。微粒子たちはすばやく進化し、時の経過とともに、事態は徐々にとりかえしがつかない状況になっていく。 破壊しようという試みはすべて失敗した。それなのに 彼らの獲物は私たちなのだ。

著者はジュラシック・パークで有名なマイケル・クライトン。ストーリーは大人向けでナノテクノロジーがテーマです。何と言っても物語の展開が速い。読み終わった後の余韻はあまり無かったけれど、軽い気持ちで読める本です。人が何人も死ぬし、怖いところもあるけど、やめられない面白さです。改めてマイケル・クライトンは偉大な作家だなと思いました。

　　　　　　・　1990 Jurrassic Park （ジュラシック・パーク）
　　　　　　・　1992 Rising Sun （ライジング・サン）
　　　　　　・　1993 Disclosure （ディスクロージャー）
　　　　　　・　1995 The Lost World （ロスト・ワールド　−　ジュラシックパーク２）
　　　　　　・　1996 Airflame （エアーフレーム - 機体）
　　　　　　・　1999 Timeline （タイムライン）
　　　　　　・　2002 Prey （プレイ - 獲物）
　　　　　　・　2004 State of Fear （恐怖の存在）
　　　　　　・　2006 Next （ＮＥＸＴ　−　ネクスト）